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Channel: LIFE STYLE FEATURE(ライフスタイル特集) | HOUYHNHNM(フイナム)
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湘南は鎌倉、GARDEN HOUSEの快楽哲学とは。

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感度の高い人を中心に、近年どんどん注目度の高まっている「鎌倉」エリア。歴史ある伝統的な観光地という側面のほかに、ナチュラルでオーガニック、そんな風通しのいいライフスタイルが根付く土壌が着実にできていました。「快適なくらし」とは何なのか? その秘密を探るべく、10月にオープンした商業施設「GARDEN HOUSE」を訪れました。

Photos_Koji Honda
Edit_Ryo Komuta

オープンから2ヶ月ほど経過した12月初旬。平日にも関わらず、かなり多くのお客さんで溢れかえる店内で、代表である関口さんに話を訊きました。
10年は持つような空間にしたかったんです

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-関口さんの「THINK GREEN PRODUCE」という会社は、どんなプロジェクトを進めているところなのでしょうか??

関口正人氏(以下関口:敬称略): 会社のコンセプトに「URBAN GREEN LIFE」というものを掲げていまして、都会にいながらにして自然やコミュニティーを大切にしながら、コト作りをしていこうというものです。

-コト作りというと?

関口: 建築から、不動産、フード、ファッション、アート、音楽など様々なコンテンツを組み合わせて「URBAN GREEN LIFE」を提案していきましょうというものですね。

-なるほど。手がけているプロジェクトにはどこか一貫性があるように感じます。

関口: そうですね。最近は、いわゆるリノベーションやコンバージョンという依頼が、時代背景的に増えてきていますね。

-この「GARDEN HOUSE」は元々はどんな物件だったんですか?

関口: 隣のスターバックスの敷地も含めてなんですが、横山隆一さんという著名な漫画家さんの土地でした。スターバックスの建物は元々横山さんのご住居で、亡くなられてから一度建て壊して、当時の建物をモチーフにしたものが今のスターバックスになっているんです。で、その隣には蔵があるのですが、それは今はギャラリーとして使われています。さらに、そのギャラリーとスターバックスの間にある、プールを含めた地続きの土地が横山さんのアトリエだったんです。

-なるほど。 

関口: 今から50年以上前に建てられたアトリエだったんですが、様々なクリエイターが集まってくるようなコミュニティの場であり、お庭が綺麗な場所として有名だったらしいんです。

-それで「GARDEN HOUSE」なんですね。

関口: そう。みなさんが愛した庭を中心に据えて、コンバージョンするのがいいだろうということで、このプロジェクトのコンセプトを決めたんです。

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-プロジェクトを進めるにあたって、とくに苦心したことを教えて下さい。

関口: 当時は庭も荒れ果てていて、建物もかなりボロボロで...。技術的にもこのままでは難しかったですし、そもそも元々がアトリエなので住宅用途だったものを、商業施設として現行法規に則って用途変更をし、構造計算上成り立つ補強をしていきました。

-オープンまでどれくらいかかったんですか?

関口: 取りかかってからは、7~8ヶ月くらいですかね。外見は当時のままなんですが、柱だったり梁だったりは、全てに手を入れています。

-今風なんですが、エッジの利きすぎていない雰囲気が印象的でした。

関口: 最近はとくにファッションとかだと、流行の推移のタームがすごく短いと思うんですが、今回のプロジェクトはもう少し長いスパンで考える必要があったんです。具体的に建築という側面から考えると、11年という長さになるんですが。

-短期的ではなく、中長期的なビジョンを作る必要があったわけですね。

関口: はい。なので、一過性のブランドバリューで物事を考えてしまうと、瞬間的にはすごく大きくても、翌年になると「あー、そういえばあったね」という風になりかねないと思うんです。だから、今のトレンドの流れを10年くらいの軸で見た時に、デザインなどをアウトプットするときのコードを、どれくらいのテンションでまとめあげていくか、という点は考えましたね。

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-具体的にどんなデザインにしようという狙いがあったんですか?

関口: 僕の中では、比較的コンサバティブというか、オーセンティックにしているんですよね。インテリアデザインは〈ジャモ アソシエイツ(Jamo associates)〉の高橋くんにお願いしました。「ちょっと先」という意識はあるんですが、見え方としてはかっこいい「ちょいださ感」みたいな。アッパーライトとか、ボックスシートとか、そういう少し懐かしい感じを狙ってるんです。

-なるほど。かなり細かいディレクションをされてますね。

関口: ジャモの高橋くんとは付き合いも長いですし、お互いの価値観が似通ってるので、ツーカーで話が進むんです。あと、デザインに話を戻すと、例えば、ここで流行りの山小屋風みたいな感じにしてしまうと、もっとギリギリの感じになってしまうんですよね。そうなると、来年、再来年どうなのかっていう。どこまで抑えを効かせるのか、という点は苦労というか、塾考しましたね。

-それでは、このへんで「GARDEN HOUSE」を構成するコンテンツの内容を改めて聞かせてください。

関口: はい。まずは「Restaurant」、そして「General store」という雑貨、日用品を扱うセレクトショップ。今はショップインショップとして、スタイリストの神林千夏さんがディレクションした「Early Birds」が入っています。そして庭先にある「gardener」というガーデンショップ。グリーンデザイナーの〈SOLSO〉の斉藤くんがメインでセレクトしてます。この三つですね。

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-〈SOLSO〉は、今アパレル関係でも多数のショップを手がけられてますよね。

関口: はい。彼とは、お店だけではなく、この庭作りも一緒にやりました。技術とかそういうこと以前に、「今回はノーザンカリフォルニアで」となったときに、「ではメインは針葉樹で、メタセコイアですかね」っていう話がすぐできるのが、大きいんですよね。庭の大きな桜は当時のままなんですが、その他の中木に関しては全て新設で庭をデザインしています。あとは、神林さんとも、このお店をやるとなった1年以上前から、一緒にサンフランシスコを回ったりして、とても仲良くさせてもらってます。

-この3つのショップが、同じ世界観の中に違和感なく存在していますね。

関口: 全体のコンセプトとしては、「Northern California」、そして「Local&Craft」という二つがありまして。前者に関しては、ずばり言ってしまうと、サンフランシスコだったり、バークレーといったエリア感なんですが、では何がサンフランシスコなのかというと、具体的にこれを現地から持ってきました、ということではないんです。これはもう一つの「Local&Craft」というコンセプトにも通じていくんですが、非常にローカルコミュニティを大切にしているということ。あとはクラフトという意味では、手作りだったり、当たり前のようにオーガニックという概念であったり、そういったことを大切にしていくという意味合いなんです。

-ここ数年で、地産地消というコトバも随分耳馴染みがよくなりました。

関口: そうですね。ウチでもレストランでは、地元の企業である「鎌倉ハム富岡商会」「鎌倉ビール」と一緒に、ここだけで提供するようなオリジナルメニューの開発を進めました。それ以外のメニューに関しても、できるだけ手作りでメニューを構成していくなかで、ローカルとのリレーションシップを強めています。

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地元の方々に喜んでもらえるようなお店にしたいと思っています

-鎌倉という土地の魅力は、どういったところにあるんでしょうか?

関口: まず言えるのが、自然と都市との表裏一体感が、鎌倉はすごく程良いなと思っています。電車でも車でも、都心からも一時間足らずですし。あとは価値観というか、マーケット感についてなんですが、住んでらっしゃる方も意外と東京に勤めている方が多いことも関係しているのか、倫理的な価値に対して消費をしてくれる人が多いんです。

-と言うと?

関口: 例えばオーガニックであったり、ナチュラルであったり、そういた食品に対して、高いから食べないということではなくて、「ローカル」で「クラフト」で、きちんとした価値観があるのであれば、それに対して消費をしましょう、ということです。エシカルコンシューマーなんて言い方をしたりしますが。このようなひとたちがネイバーフッドにいるような環境と言えますね。

-確かに。とくに今日のような平日だと、地元の方々が思い思いのスタイルでリラックスされているのを見ることが多いように思います。

関口: はい。あとは、サーフだったり、アート、音楽のような文化もありながら、ファッションの中でも必ずしもモードではない「横乗りカルチャー」のようなものが、良い感じで相まってきたエリアとして、鎌倉という土地は僕にとって居心地がいいんですよね。

-すごくわかります。

関口: かといって、これが車で一時間だからといって、九十九里とかでいいのかってなると、またちょっと違うんですよね。

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-ご自身もサーフィンを嗜まれたりするなかで、「GARDEN HOUSE」を作る前から、鎌倉近辺にシンパシーを感じていたんでしょうか?

関口: そういったことはありますね、やはり。サーフィンをやってて思うこととして、肌感覚でものを見るようになるというか。この場所がビジネスとして成り立つかどうかというのも、もちろん重要なんですが、それ以前に「気持ちいいのか、気持ちよくないのか」とか、「リラックスできるのか、どうなのか」といった感性的な部分が、マーケティングにならないマーケティングとして、重要な価値基準なのかなと思ったりします。ですが、そういった感覚ってロジカルに積み上げることが難しいんです。

-詳しく教えて下さい。

関口: たとえば今から5年前に、七里ヶ浜で「WEEKEND HOUSE ALLEY」(編集部注:パンケーキで有名な「bills」の入った施設)をやったときも、当時の声としては「こんなところで服なんて売れないよ」とか「コンセプトはいいんだけどね。。」「ファインレストランをやる? じゃぁ、たいまつ炊かないとね」「やるとしたらハワイアンじゃないの?」とにかくこんな調子だったんですよね。

-わかりやすく、一昔前なイメージですね。

関口: 僕の周りにも当然波乗りをやっている人間はたくさんいて。彼らはある一定のゆとりもあるし、お金もある。そんなひとたちが、今日は天気もいいからちょっと会社は午後からにして波乗りしようか、で終わってから何か食べようかってなったときに、カレーとコンビニしかない、、みたいな。

-はい。

関口: 朝サーフィンをして、朝ご飯を気持ちよく食べて、そのあと東京に行ってバリバリ仕事をするという、そんなライフスタイルに憧れるような流れが絶対くるだろうなという感覚があったんですよね。具体的でストレートなニーズが見えたというか。

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-実際に営業を始めてみて、お客さんの層はいかがでしたか?

関口: 今回は通常のプレスプレビューとか、オープニングレセプションみたいなものをやっていないんです。優先順位としてはまず近くにお住まいの方々に見ていただき、色々なご意見をいただく。そして、ローカルの方としっかりとリレーションをとって、いかに使いやすいお店にしていくか、ということに主眼を置いたんです。平日はやはりご近所の方がほとんどですし、ご年配の方もたくさんいらっしゃいますので。休みの日は、やはりそれなりに観光地ですから、東京神奈川あたりからいらしてくれる方もいますが。

-秋にオープンして、これから冬を迎えるわけで、何か改良するような点はありますか?

関口: 観光地としての鎌倉ということになると、冬はどうしても閑散期なんです。紅葉とか、年末年始ぐらいですかね。ですので、逆にだからこそ地元の方々にゆっくりくつろいでもらえるのかなと思っています。まず、直近でいえば、クリスマス。今年は22~24日の3日間はスペシャルディナーをご用意しますが、25日のクリスマスは火曜日なんです。なので、狙いとしてはカジュアルダウンして、「GARDEN HOUSE」をみんなのローカルの方々の家として、ホームパーティをしてみようかなと思ってるんです。

-素敵ですね。色々な方が集まる場になりそうです。

関口: はい。で、フリーフードにして、アーティストの方をブッキングして、ちょっとしたライブをやってみたりとか。あとは1週間の中で2日ぐらいを「ローカルフレンドリー」のような日にして、ご近隣の方だけを招待するような、ホームパーティを開いたりとか。子供も多いので、ビュッフェのようなスタイルで楽しんでもらえたら、なんてことを考えていますね。

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-なんだか、鎌倉に住みたくなってしまうような、魅力的な催しばかりですね。。さて、最後になりましたが、「THINK GREEN PRODUCE」の今後の展望を教えて下さい。

関口: はい。例えばですが、ワールドの〈アニマ(anima)〉というブランドがあります。ここに「グリーンスムージースタンド(Green Smoothie STAND)」というフードコンテンツを入れるということを昨年やりました。つまり、アパレルをやるのであれば、アパレルを浮きだたせるための他のコンテンツを組み合わせる作業というか。ブランドのブランディングをするような、そんなニーズというか多かったりするので、今後はそんなプロジェクトにも多く関わっていくことになるのかなと思います。

-「GARDEN HOUSE」もそうですが、やはり関口さんが仰るように、集めて、編むといった、編集的な概念の存在を強く感じます。立体的な編集作業というか。これからの時代にはこうした概念は必須なのかなと感じました。今日はどうもありがとうございました!

GARDEN HOUSE
住所:神奈川県鎌倉市御成町15-46
電話:0467-81-5200
営業:9:00~22:00(LO 21:00)不定休
http://www.gardenhouse-kamakura.jp

Recommender 1

lf_kamakura_colum1.jpg 熊谷隆志

1970年生まれ。渡仏後、1994年スタイリストとして活動開始。1998年レイク・タホ名義にてフォトグラファー活動も開始。2008年よりフォトグラファー名義を本名:熊谷隆志とし、広告・雑誌等で活動する傍ら、様々なファッションブランドのブランディング、SHOP 内装や植栽のディレクションなど幅広い分野で活動中。
www.takashikumagai.com

Q. GARDEN HOUSEに行った際の感想、そしてその魅力を教えて下さい。
A. アメリカの西海岸(ロスより上の方)へ行ったような感覚でした。

Q. 他に鎌倉でお気に入りのスポットを教えて下さい。

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スターバックス 鎌倉御成町店

数あるスターバックスの中でも、外装内装ともに1番かっこいいのではないでしょうか。

住所:神奈川県鎌倉市御成町15-11
電話:0467-61-2161
営業:7:00~22:00 不定休

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パタゴニア 鎌倉

僕の周りにも色々なおしゃれをする友達が多いですが、最後はパタゴニアに行き着くようです。

住所:神奈川県鎌倉市小町1-13-12
電話:0467-23-8970
営業:10:00~18:00(12月は~19:00)

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ローカル&クラフトを体現するラインナップ
さて、最後のページでは「GARDEN HOUSE」で取り扱っている、こだわりの「メニュー」「雑貨」を厳選してご紹介してみます。他では手に入らない、食べられないものも多いですよ。
FOOD

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鎌倉ハムステーキ

ここでしか食べられない、「鎌倉ハム富岡商会」とのコラボレーションメニューであり、お店の看板メニュー的な存在。豚肉の「かぶり」という希少部位をロースハムに使用し、贅沢に厚切りにして焼き上げたオリジナルステーキ。
¥1,800

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ベーコン、ローストトマト&リコッタチーズの
バターミルクパンケーキ


リコッタチーズを練り込んだフワフワのパンケーキに「鎌倉ハム」のベーコン、そしてローストトマト、メープルシロップをトッピングした「GARDEN HOUSE」一番人気のパンケーキ。
¥1,800

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ガーデナーズ

鎌倉、三浦など、地元の新鮮な季節のお野菜と、彩り鮮やかなフルーツをふんだんに使ったフレッシュサラダ。ボウルから溢れそうな大ボリュームにも注目。何人かでシェアしてどうぞ。
¥1,400

GOODS

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EDのストール

ヨーロッパや日本の伝統的な素材やモティーフを、カリフォルニアの気分でざっくりと縫い上げた鎌倉店のための数量限定コレクション。表と裏で違った柄を楽しめ、2つの柄のミックスを楽しむことができます。つけ心地も良く、小さくなるので、丸めてバックに入れて持ち歩いてもシワになりません。
¥9,250

lf_kamakura_sub18.jpg lf_kamakura_sub19.jpg

Me&Arrowのジッパーウォレット
Me&Arrowのキーリング

作家のこだわりと愛情が詰め込まれた、LA発、レザー&ファブリックの小物ブランド〈ミー&アロー(Me&Arrow)〉。今では手に入らないデッドストックのファブリックと、柔らかく上質なレザーを使用したウォレット、キーホルダーは、細部まで作り手の愛情を感じさせ、使えば納得。手になじむ小さなウォレットは生活を軽やかに、いつものスタイルをいっそう自分のものにしてくれます。
ジッパーウォレット¥7,980
キーリング¥2,350

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Walnut Candleのキャンドル

胡桃の形をした蜜蝋キャンドルとベースのセットは、スタイリスト神林千夏氏の新作。セットのキャンドルは4種で、形がそれぞれ異なり、ベースの上で灯すと貴重な蜜蝋を残すことなく長く燃え続けます。ふたつのベースは、しっかりと合わさり、ひとつの胡桃のかたちになります。使用後は小さな小物入れやオブジェとしても。
スタンダードセット¥8,925

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Brahms Mountのブランケット

マリンテキスタイルの伝統を受け継ぐ〈ブラームス マウント(Brahms Mount)〉のテキスタイルは、アメリカ工芸織りのもの。親しみやすく、心地よく、温かな人の手を通ってきたという工芸のもつエネルギーに溢れています。先祖から受け継いだ自然素材を、その時代ごとに入念に手入れされてきたアンティークの編み機を使って、スローやブランケット、やわらかな肌触りと弾力性を生み出しています。
デイブランケット¥33,400

Recommender 2

lf_kamakura_column4.jpg 種市 暁

〈BEAMS〉と〈吉田カバン〉が「大人に向けたエクスクルーシブアイテム」を提案する、〈B印 YOSHIDA〉ディレクター。東京下町出身。旅とサーフィンをこよなく愛し、世界中で培った友好関係をベースに、ハイセンスなブランドや俳優、スポーツ選手など業種の垣根を越えたコラボレーションを多数展開中。

Q. GARDEN HOUSEに行った際の感想、そしてその魅力を教えて下さい。
A. 関口君とは波乗り仲間で、「GARDEN HOUSE」に関しては構想段階から色々相談を受けていたんで、オープンが待ち遠しくて仕方有りませんでした! オープン直後に伺ったんですが、敷地に入った瞬間、緑に囲まれ、抜け感たっぷりの空間が、周りの総ての喧騒を解放させてくれ、とても気持ちの良い贅沢な時間を過ごすことができました。メニューに関しても、地産地消をスタイリッシュに落とし込むことは難しいと思うんですが、地元メーカーさんの高品質な食材を、シンプルにセンス良く提供していて、とても美味しかったです。また、レストランに併設されているセレクトショップやガーデニングショップのアイテムのセレクトもとても楽しく、見応えがあるモノばかり。後はスタイリッシュなレンタルサーフボード&自転車のコーナーを創れば完璧なのでは(笑)と個人的には思います!とにかく、鎌倉に行った際は皆様是非(余り混んだら困りますが(笑))!立ち寄るべきお店だと思います!

Q. 他に鎌倉でお気に入りのスポットを一つ教えて下さい。

lf_kamakura_column5.jpg 鎌倉市農協連即売所

パタゴニア横にある野菜市場。ビームス・サーフスケート部門バイヤーの加藤ファミリーが出店しているということも有り、鎌倉に波乗りしに行く時は、新鮮野菜を買いつつ、波情報を聞きがてら(加藤君がお店立ちしている時は)よく立ち寄っています。

住所:神奈川県鎌倉市小町1-13-10
電話:0467-44-3851
営業: 8:00~日没まで 無休(1月1~4日休)

INFORMATION
オーナー関口氏の友人であり、サンフランシスコを代表するブレッドメーカー〈タルティーンベーカリー(TARTINEBAKERY)〉のチャドと創ったブレッドバックシリーズ絶賛店頭販売中。来春には「GARDEN HOUSE」と面白い食のイベントを開催予定。

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